2005「核軍縮;日本の成績表」広島評価会議

3月 12th, 2005

5年に1回のNPT再検討会議まで、1ヶ月半ほどになりました。被爆60年の年に開催される会議を、何とか核兵器廃絶への大きな飛躍の場にさせねばなりません。その場で、被爆国としての日本政府がとる姿勢は、大きな影響力を持っています。
 そこで、2000年のNPT再検討会議において約束され、段階的にチェックしていくこととなった13項目について、日本政府の努力の有り様を、評価し、少しでも前進させようと始まったのが、評価委員会による作業でした。今年は、その最終段階になります。日本政府の努力を正確に評価し、市民の思いを政府に届け、ニユーヨークでの会議において最大限の活躍を託すために、下記の要領で広島での評価会議を開催いたします。是非とも参加していただきますようご案内致します。

 とき:3月14日(月)
     午後6時30分から8時30分
 ところ:アステールプラザ  大会議室B

問題提起
平岡 敬 評価委員(元広島市長)
補足説明
 梅林宏道 評価委員(ピースデポ)
 森滝春子 評価委員(兵器廃絶をめざすヒロシマの会)

質疑討論

主催:「核軍縮;日本の成績表」評価委員会
   核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
連絡先:核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
【共同代表】 岡本三夫 河合護郎 森瀧春子
【事務局】〒730-0012 広島市中区上八丁堀8-23広島県生協連内 
電話082-502-3850 FAX082-502-3860 Eメール info@e-hanwa.org

熊本市小学校での「被爆者の写真」による「肝試し」についての声明

10月 31st, 2004

既報のように、熊本市の小学校で教諭が、小学校4年生の児童に対し、課外授業の時間に原爆被爆の写真パネルを使って、「肝試し」をしていた事実が明らかになりました。
 「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」として、これが決して特異な問題ではなく、現在の日本の教育現場の実態、平和教育、人権教育が教育の場から消えていっている現状への警鐘として大な問題性があるということから、下記のように声明を出しました。
 この声明を熊本市教育委員会、市教委を通じて当該学校、熊本県教育委員会、政府文部科学省、広島県教育委員会、広島市教育委員会、熊本県報道機関、などに送付しました。熊本県の報道機関からの反応にちょっと安堵しています。
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熊本市小学校での「被爆者の写真」による「肝試し」についての声明
 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
私たちは、広島の地において、59年前の被爆体験を固く心に刻みながら核兵器廃絶と恒久平和を切望して、全力を注いで生きている市民のグループです。昨日、熊本市内の市立小学校で、校内の天体観測会「月と星の観察会」で「肝試しをしよう」と、教諭が児童にケロイドのある原爆被爆者の写真を見せていて、校長らが謝罪していたという記事を見て、原爆被害者の写真パネルを、「教育者」が教育現場で「肝試し」に使うという事態の発生に深い悲しみと憤りを禁じることができません。
当該教諭や学校、統轄教育行政機関に強く抗議します。
広島や長崎への原爆投下によってひき起こされた数十万の人々の死、59年にわたる後障害による苦しみを体験したヒロシマ・ナガサキは、この事態を看過することはできません。
この事件は、多くの被爆者に、被爆後体験させられたケロイドなど後障害への心無い差別などから舐めた辛酸をを生々しく思い出させ、遺族には面影も残さず高熱に焼き殺されていった肉親への無念の思いを新たに抱かせる許されないものです。
核戦争がもたらしたこの上ない非人間的悲惨の体験から、ヒロシマ・ナガサキは、苦しみや憎しみを乗り越えて被爆体験を世界に伝え、核兵器廃絶のために努力してきました。
被爆者を中心とするそのような努力が教育の場で根底から覆されるような、非人間的な「教育」が繰り返されてはなりません。
命の重みや平和の大切さを教えるべき教育の場であってはならないことが起こってしまった今回のことは、単なる特異な事件としてではなく、学校教育の現在のありようが深刻な状況にあることへの警鐘と思わざるを得ません。学校現場から平和教育、人権教育が追いやられていっている実態があります。
平和教育、人権教育が教育の根底におかれ実践されていたら、このような事件は起こりえないことだと信じます。熊本市で生じた、人間教育の場に許されない事件を告発するとともに、再発を招くことの無いよう教育現場および教育行政機関が、被爆体験の継承にもとずく核兵器廃絶と恒久平和を実現する平和への意志を培う人間教育に力を入れられるよう、あらためて強く要請するものです。
2004年10月27日 
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
   共同代表  岡本 三夫  河合 護郎   森滝春子
    連絡先  〒730-0012 広島市中区上八丁堀8-23 広島県生協連合気付け
          Tel 082-502-3850 Fax 082-502-3860

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[劣化]ウラン兵器禁止を求める国際行動デーヒロシマ集会

10月 24th, 2004

笑いで撃つ!戦争に傾斜する日本
 ―マッド・アマノさんを迎えて
日時:11月7日(日)午後4時~6時半
場所:広島平和記念資料館地下会議室1(資料代:700円)
共催:NO DU(劣化ウラン弾禁止)ヒロシマ・プロジェクト
    核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
    (財)広島平和文化センター
連絡先:090-9064-4705/森瀧
(表)

(裏)
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Dear Members of September 11th Families for Peaceful Tomorrows!ピースフル・トゥマローズへの手紙

9月 7th, 2004

 9・11事件から3年目を向かえ、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)では、9・11遺族の会「平和な明日のための9・11家族の会」(通称 ピースフル・トゥモローズ)に連帯のメッセージを送りました。
 それに応えて、ピースフル・トゥモローズから「04・9・11ピースフルトゥモローズ声明」が送られてきました。

 9・11以後、3年目を迎えた現在、世界はますます危険な道をたどっているように思われます。
 「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」は、9・11の惨事によって結成された遺族の会「平和な明日のための9・11家族の会」と交流を続けてきました。
 2002年4月に、アメリカに「ヒロシマ・ナガサキ反核平和使節団」の行脚に出かけた時にWTC跡地で共に追悼式をして交流したり、その後、メンバーのリタ・ラサールさんや、ライアン・アムンソンさんを広島に招聘し、日本各地で交流会を持ったりしてきました。
 彼らは、事件後アメリカが、彼ら犠牲者の名前における報復戦争による人殺しを止めさせよう(Not Kill in our names!)と世界各地〈アフガンやイラクにも〉に出かけて活動しています。今日彼らに対する国内での風当たりは強く困難な状況の中にあって、ヒロシマの心に連帯して活動を続けています。

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)

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HANWAからの連帯のメッセージ
(執筆・共同代表 岡本三夫)

September 7, 2004
Dear Members of September 11th Families for Peaceful Tomorrows!

We, the members of HANWA, would like to send you our renewed message of empathy and solidarity as the third anniversary of the 9/11 is around the corner. It is almost three years now since the tragedy engulfed you.
Time flies, indeed!
Certainly, such a fateful and sorrowful day cannot be buried in oblivion for any body, but especially for the bereaved family members like you. The chagrin may not disappear for a long time. You must be remembering the days when you searched around your lover, sister, brother, daughter, son, mother, father, cousin, other relatives, friends, etc.
through rubbles at the WTC—-we know some of you have lost your loved one at the Pentagon, too. Most of you must be pondering over the dreary, depressing days of anger, frustration, emptiness, despair, and exhaustion following the disaster.
Your experience resembles what hundreds of thousands of the citizens in Hiroshima and Nagasaki experienced fifty nine years ago. Even after more than half a century they still suffer deep anguish of the sudden loss of their loved ones. Your grief, however, must be far more acute and painful as it was only three years ago.
That you have overcome your despair, and continuously transmitted to the world over your message of peace instead of violence, love instead of hatred, and solidarity instead of vengeance, has not only inspired the citizens of Hiroshima and Nagasaki but also encouraged us significantly in that we can build up our hopes for the future of the world. Your message does correspond to the affirmation here: No More Hiroshima! No More Nagasaki! In this mission of non-violence and peace we feel a powerful spiritual bond between you and us.
During the last three years people in Afghanistan and Iraq had to endure the destruction of war and the ensuing misery. We cannot and should not forget that multitude of them have lost their relatives and friends exactly like you and us. It is the same in Palestine, Afghanistan, Iraq, and most recently in Beslan, Russia.
The world is becoming more dangerous and violent due to the prevailing Weltanschauung, i.e. a philosophy that might is right. To counter violence by violence breeds more violence. It amounts to a vicious circle. The only solution is to address the root causes of violence that are poverty, prejudice, discrimination, inequality, injustice, greed and jingoism. The members of Peaceful Tomorrows and the Hibakusha together with citizens of Hiroshima and Nagasaki have learned this simple truth which they would like to share with others.
Terrorism is rampant all over the world. However, we think war is a state-terror and nuclear war will be the most heinous terror that one can ever think of. The Russell-Einstein Manifesto concludes that war must be abolished, for so long as war exists national leaders cannot resist the temptation to resort to the most powerful weapons of the day, nuclear weapons. This year also, therefore, on August 6th in Hiroshima and on 9th in Nagasaki, people from all over Japan and overseas gathered there together and renewed our pledge of “No More Hiroshima!” and “No More Nagasaki!” and have shared our determination to create the culture of peace and non-violence.
We hear you have been libeled as coward as many Americans today tend to justify violent means to solve conflicts. Do not be discouraged in your endeavor for peace, love, and truth. We are with you and the history will be on your side. For, love conquers all things (Amor omnia vincit)!
With love from Hiroshima

THE HIROSHIMA ALLIANCE FOR NUCEAR WEAPONS ABOLITION (HANWA)
Directors: Ms. Moritaki Haruko, Mr. Kawai Goro, and Dr. Okamoto Mitsuo

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(日本語訳 森滝春子)

2004年9月7日

  平和な明日のための9・11家族の会へのメッセージ

 私たち「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」のメンバーは、ピースフル・トゥモローズの皆さんが【9・11】三周年忌の追悼を迎えるにあたり、あらためて共感と連帯のメッセージをお送りしたいと思います。あの悲劇があなた方を飲み込んでからもう3年になろうとしています。時間の経つのは、なんと早いことでしょう!
 全く、あのような運命的な悲嘆をもたらした日は、誰にとっても忘却の中に埋めることはできないでしょう、とりわけあなた方ご遺族にとっては。
あの無念さは、長く消えることはないでしょう。あなたたちは、世界貿易センターの瓦礫の中で、恋人を、姉妹を、兄弟を、娘を、息子を、母を、父を、いとこを、親戚の人たちや友たちなどを探し回ったあの日々のことを忘れることはないでしょう。あなたたちの中にはペンタゴンでも愛する人を失った人もいます。大惨事の後に続いた、怒りと混乱、空虚、絶望の失意の日々の疲労困憊した侘しさに思いをはせていることでしょう。
 あなた方の経験は、59年前にヒロシマやナガサキの数十万の市民たちが経験したことに似通っています。半世紀経った今日でさえ、彼らは愛する者たちを、突然失った深い苦悩に打ちひしがれています。しかしながら、あなた方にとっては、その深い悲しみは、未だ3年しか経っていないが故に、より鋭く苦痛に充ちたものに違いありません。
 皆さんが、その絶望を乗り越えて、暴力ではなく平和を、憎しみでなく愛を、報復ではなく連帯を、というあなた方のメッセージを、休むことなく世界中に伝え続けておられることは、ヒロシマ・ナガサキの市民を鼓舞するだけでなく、私たちみんなが世界の未来に対する希望や自信を持てるよう大変励ましてくれています。あなた方のメッセージは、こちらの「ノーモア・ヒロシマ!」「ノーモア・ナガサキ!」の宣言と響き合っています。
 非暴力(ノン・バイオレンス)と平和の使命において、私たちはあなたたちとの間に、力強い精神的な繋がりを感じます。
 この3年間、アフガニスタンやイラクの人々は、戦争による破壊や苦難に耐えてこなければなりませんでした。彼らの多くもまた、あなた方や私たちと同じように、まさしく愛するものたちを失ってしまったのだということは忘れることはできないし、また忘れてはならないことです。それは、パレスチナ、アフガニスタン、イラクそして最近のロシア・北オセチアでも同じです。
世界は、戦争の文化によって私たちの願いや希望を踏みにじり、より危険で暴力的になりつつあります。暴力による暴力への報復は、よりいっそうの暴力を生み出します。それは危険な循環です。唯一の解決の道は、暴力の根元に焦点を当てること、すなわち、貧困、偏見、差別、不平等、不正義、貪欲、好戦的愛国主義を解決することです。ピースフル・トゥもローズのメンバーやヒバクシャはヒロシマ・ナガサキの市民とともに、彼らが人々と共有すべき紛れのない真実を学んだのです。
 テロリズムが世界にはびこっています。しかしながら、私たちは、戦争は国家テロであり、核戦争は考えうる限りの最も極悪なるテロであると考えます。
 ラッセル-アインシュタイン声明は、「戦争そのものが根絶されるべきである、というのは、戦争が存在する限り国家指導者たちは、もっとも強力な兵器、核兵器に頼る誘惑に抗しきれないからである」と結論を下しています。それゆえ、今年もまた、8月6日ヒロシマに、そして8月9日ナガサキに、日本各地から、海外から人々が集い、ともに」【ノーモア・ヒロシマ!】、【ノーモア・ナガサキ!】の誓いを新たにするとともに、非暴力と平和の文化を築く決意を共にしました。
紛争を解決する手段として暴力を正当化する方向にむかっている多数のアメリカ人たちが、あなた方を臆病者だと中傷していると聞きました。どうか、平和、愛、そして真実のためのあなた方の真剣な努力を邪魔されませんように。
私たちは、あなた方と共にあり、歴史もまたわれわれの側につくでしょう。何故なら、愛こそがすべてに優るからです。

ヒロシマから愛をこめて

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
 共同代表   岡本 三夫    河合 護郎   森瀧 春子

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News Letter No.2

8月 9th, 2004

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8・6ヒロシマ国際対話集会~反核の夕べ2004

8月 1st, 2004

    被爆者との対話で生み出す未来の力

   被爆60周年に向けてあなたと私ができること

2000年のNPT再検討会議で、『核保有国』が「保有核兵器の完全廃棄に関する明確な約束」をしたことで、21世紀の早い時期に核兵器廃絶に向けた道筋がつくと思われた一瞬があった。しかし、9.11事件、先制攻撃を正当化するブッシュ・ドクトリンなどで、その道筋は見えにくくなっている。被爆60周年を前に、「未来の力を生み出すために」是非とも来て下さい!

日時 2004年8月6日 16:00~18:30
場所 広島平和記念資料館 地下 メモリアルホール (平和公園内)
資料代 500円

◆基調講演「被爆60周年とNPT,イラク戦争」(仮題)
 クリストファー・ウイラマントリー氏(反核国際法律家協会会長 )

◆「劣化ウラン弾被害とイラク戦争の実態」
 サルマ・アルハッダード女史(マンスール病院医師・バグダッド大教授)

◆「アメリカ人としてイラク戦争を止めたかった」
 ケン・オキーフ氏(元米海兵隊隊員 人間の盾ヨーロパ団組織者)
* コメント:イラク医師 
        被爆者、被爆二世から    

◆DU禁止国際キャンペーン  嘉指信雄(NO DUヒロシマ・プロジェクト)

◆「核兵器廃絶に向け2005年をどう活かすか」 岡本三夫(HANWA)
* コメント:被爆者から

◆「ヒロシマの役割」  HANWAから    

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 ■主催:核兵器廃絶をめざすヒロシマの会 
    Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition (HANWA)
 【共同代表】 岡本三夫 河合護郎 森瀧春子
 【事務局】 〒730-0012 広島市中区上八丁堀8-23広島県生協連内 
    電話082-502-3850 FAX082-502-3860
    Eメール info@e-hanwa.org
    ホームページ https://www.e-hanwa.org/
   郵便振替 「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」01300-2-50889
    年会費 2000円
 ■後援:(財)広島平和文化センター

アメリカ大使館宛 臨界前核実験抗議文(We protest your subcritical nuclear test)

5月 27th, 2004

                             2004年5月26日

アメリカ合衆国
ジョージ・ブッシュ大統領殿

                 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
                       共同代表  河合 護郎
                             森滝 春子

         臨界前核実験に抗議します

 貴政府は、2002年「核態勢の新しい見直し」という核政策を押し出し、世界が築いてきた核軍縮の流れに逆行してきました。
 7カ国を名指しして核兵器使用もあり得る先制攻撃論を打ち出し、その後着々とその実行を進めてきました。
 イラクへの先制攻撃において先制攻撃を実行し、核兵器そのものは使用しなかったものの、放射能兵器である[劣化ウラン弾]を大量に使用しました。
 そして、使いやすい核兵器としての小型核兵器の開発に予算を計上し、次なる戦争では核兵器使用の敷居を低くして、いよいよ使おうとしているかに見えます。
 今回の臨界前核実験の実施はまさにその一環と見ざるをえません。
 大義なきイラク戦争を強行した上、それが破綻し、世界から孤立するや、核兵器のいっそうの開発に乗り出すその姿勢に私たちヒロシマは黙視するわけにはいきません。
 未臨界核実験を核兵器の安全性の確保と言い訳しつつ、実際には地下核実験再開への一里塚として強行した事は明白です。
 核戦争を体験したヒロシマの地からここに強く抗議いたします。
 今後、一切の核兵器開発に関わる臨界前核実験はもとより地下核実験の再開を実施することのないよう要求します。

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
 連絡先〒730-0012広島市中区上八丁堀8-23 広島県生協連合会内
 Tel 082-502-3850

May 26, 2004

The Honorable George W. Bush
President
United States of America

We protest your subcritical nuclear test.

Your nuclear doctrine, as set forth in the Nuclear Posture Review of 2002, clearly contains policies incompatible with the global majority’s desire for nuclear disarmament. You named seven nations against which you contemplate a preemptive nuclear attack, and you are carefully proceeding toward the realization of your intention. You carried out a preemptive attack on Iraq and, though you have yet to use nuclear weapons, you used radiological weapons of mass destruction known as depleted uranium munitions.

You have requested and received funds for the development of low-yield mini-nukes; it seems you are lowering the nuclear threshold and planning to use them in your next war. This most recent subcritical nuclear test is merely another step toward your goal.

You forced an immoral war with Iraq, and you have failed, while becoming increasingly isolated. You claim that your tests are designed to ensure the safety of your stockpiles, but this one was obviously scheduled to prepare for resumption of full-scale underground nuclear testing. We, the peacemakers of Hiroshima, cannot stand silently by as you seek to escalate your war-making to involve nuclear weapons.

On behalf of the people of Hiroshima, who have suffered the consequences of nuclear war, we vehemently protest. We demand that you put an end to subcritical testing, abandon your plan to resume underground nuclear testing, and begin genuinely working toward total nuclear disarmament.

Goro Kawai
Haruko Moritaki
Co-representatives
Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition

c/o Hiroshima Prefectural Federation of Consumers’ Co-operative Union
8-23 Kami Hatchobori, Naka-ku, Hiroshima 730-0012 JAPAN
Phone: +81-82-502-3850
Fax: +81-82-502-3860

HANWA第4回総会のご案内

5月 18th, 2004

日時:5月21日 午後6:30-8:30
場所:原爆資料館地下 メモリアルホール
資料代:500円

1)第4回 総会
 ・開会あいさつ
 ・活動報告
 ・会計報告と監査       
 ・活動方針(役員体制含む) 
   
2)記念イベント:

被爆者との対話で生み出す未来の力
    被爆60周年に向けてあなたと私ができること
 
  ・広島長崎原爆投下を裁く国際民衆法廷    田中利幸 
  ・2005年NPT再検討会議を核兵器廃絶のきっかけに
   NPT再検討準備会議の報告           岡本三夫 
  ・北東アジア非核地帯化の推進          井上正信(予定)
  ・子どものための平和プログラム
       若い世代との交流体験継承を含める   夏原信幸

 被爆60周年を来年に控え、60才定年制で言えば、職場にいる現役労働者は被爆や空襲体験を持たない人だけになる。世代を越えて、核兵器廃絶への世論を形成することの重要性が飛躍的に高まる時期に入ります。同年4月には、NPT核不拡散条約の再検討会議がニューヨークで開催され、核兵器禁止条約の締結へ向けた交渉の開始を迫り、核兵器廃絶への道筋を付けるために極めて重要な場になります。
 その中で、広島・長崎から被爆者を柱として市民の声を発信することが求められる。折しも、広島市・長崎市を先頭とした平和市長会議が提唱している「核兵器廃絶のための緊急行動2020ビジョン」を強く意識し、それをより加速させるために、自治体と市民NGOが協力し連携していくことが強く求められています。
そこでHANWAの第4回総会を下記の日程で開催します。記念イベントとして、4つのテーマに関する発題を受けて、コメンテーターとして被爆者からコメントを出していただき、<あなたと私>が何ができるのか、何をすべきなのかを主体的に考える機会にしたいと企画しました。是非ともご参加ください。

LINKS

5月 9th, 2004

NO DU(劣化ウラン弾禁止)ヒロシマ・プロジェクト
劣化ウラン弾禁止を求めるグローバルアソシエーション
劣化ウラン弾 被爆深刻(中国新聞記事)
広島文学館

3.27核兵器廃絶をめざすヒロシマのつどい

3月 27th, 2004


核兵器廃絶をめざすヒロシマの会では、2004年3月27日(土)午後2時より、広島市平和記念資料館にて、「3.27核兵器廃絶をめざすヒロシマのつどい ~2005年NPT再検討会議への提言~」を開催いたします。基調提起に(財)広島平和文化センター常務理事 本多正登氏、発表者にアーロン・トビッシュ氏(国際NGO)や梅林宏道氏 (ピースデポ・核軍縮日本の成績表)など多彩なゲストを迎えます。

3.27核兵器廃絶をめざすヒロシマのつどい
~2005年NPT再検討会議への提言~

日 時:2004年3月27日(土)午後2時~6時
場 所:平和資料館地下 メモリアルホール
資料代:500円

内容(案)
第1部 自治体と市民の連携で核兵器廃絶の道筋を

基調提起 本多正登氏 (財)広島平和文化センター常務理事 
    「核兵器廃絶に自治体の力を」(仮題)
リレートーク アーロン・トビッシュ氏(国際NGO)、 被爆者、広島の非核自治体首長(交渉中)、市民運動 他より

第2部 パネルディスカッション「日本からの提言」

外務省(交渉中)、 核軍縮議員ネットワーク(交渉中)、梅林宏道 (ピースデポ・核軍縮日本の成績表)、 長崎の市民運動、 広島の市民運動 他より

第3部 2004年5月NPT準備委員会への提言採択

共 催 : 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
       (財)広島平和文化センター

連絡先:核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)事務局
広島市中区上八丁堀8-23林業ビル4階 ℡082-502-3850

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自治体と市民がつながることで
   核兵器廃絶への道すじを作ろう!

3月27日(土)は、メモリアルホールに

 1945年8月、広島・長崎への無差別攻撃で始まった核文明は、今なおそのグロテスクな姿を保ったままです。特にアメリカは、21世紀が始まって4年が経つ今、CTBT包括的核実験禁止条約を反故にし、使用可能な超小型の核兵器開発に動こうとしています。

 広島・長崎の被曝者は、もう待ちきれないという想いに駆られています。核兵器廃絶に向けて、どのような道筋をつけるのかが切実な課題となっています。そのひとつの手がかりが、アメリカなど核保有国の「保有核兵器の完全廃棄」の約束を取り付けた2000年NPT(核不拡散条約)再検討会議の到達点です。NPTそのものは、5核保有国が核兵器を持つことを合法化した上で、他の国に核が拡散することは禁止するという差別性を持つ一方的な条約です。それを踏まえたうえで、現存の国際環境の中で、核兵器廃絶をめぐる争点をつくる場として、2005年NPT再検討会議を位置づけることができるはずです。折りしも、広島市・長崎市の市長が2005年NPT再検討会議に向けて、世界中の自治体の首長が核兵器廃絶のために声をあげようとの「核軍縮シテイ・キャンペーン」を始めています。

2005年のNPT再検討会議を、核兵器廃絶のための歴史的な契機にするために、広島・長崎が何をできるのか、被爆国としての日本が何をすべきなのかを明らかにするために、自治体と市民・NGOの協力が必要です。

長崎、首都圏の皆さんとも連携しながら、1年かけて大きな動きをつくっていくために、まず第一弾として、3月27日、広島で本シンポジユームを開催することになりました。 つどいでは、第一部で、広島市から「シテイ・キャンペーン」の提起を受けて、市民との連携について考えます。更に第二部で、日本からどのような提言をしていくのかを、幅広い立場から議論する場にすることをめざし、パネラーとして、外務省、核軍縮議連、NGOを迎えます。同様の試みは、1998年の「東京フォーラム」に対し、市民の声を届けようと、市民と政府関係者との対話の場を作るものとして4度にわたるシンポを開催した経緯があります。
市民が主体的に行動をはじめることが求められています。
市民の皆さん! ぜひともご参加ください。